一生に一度の大切な住まい選び。
どこのハウスメーカーが自分たちに合ってる?
予算との兼ね合いがあるし…
家を建てるのにかかる費用の目安として「坪単価」がよく使われます。
でも、坪単価だけで判断するのは危険。
坪単価は、各ハウスメーカーが目安として公表していることはありますが、その基準はバラバラ。
本記事では、有名ハウスメーカーの価格帯やその背後に隠された特徴をわかりやすく比較。坪単価だけじゃ分からないメリット・デメリットをお伝えします。
そして、あなたの家族にぴったりのハウスメーカーを見つけるお手伝いします。
- 「坪単価」の意味と、隠された注意点
- ハウスメーカーの比較方法
- ハウスメーカーの価格帯と特徴
- 価格帯ごとのハウスメーカーの例とそれぞれの特徴
一緒に、最高の住まいを見つけましょう!
- 資金計画の相談
- ハウスメーカー・工務店の紹介
- 丁寧なアフターフォロー
【坪単価に隠された真実】比較の際の注意点
家を建てる際、多くの方が「坪単価」を重要な判断基準として考えます。
坪単価とは、家を建てるときの1坪(約3.3平米)当たりの建築費のことです。
建物の「本体価格」を延床面積で割った数値で、2階建てや3階建ての場合は全ての階層の床面積も含んで計算されます。
確かに、坪単価は一般的には家の価格をざっくりと把握する指標として役立ちます。
しかし、坪単価だけを見て家を選ぶのは、レストランのメニューの価格だけを見て料理を選ぶようなもの。美味しいのか、量はどれくらいなのか、サービスはどうなのか…その他の要因を考慮しないで選ぶのはリスクが高いです。
坪単価に含まれているのは、以下のような項目です。
- 建物の構造・工法
- 使われる材料
- 設計のクオリティ
- 打ち合わせに必要な人員の人件費
- etc…
坪単価には多くの要素が含まれています。
坪単価だけでは分からない家の真の価値や、ハウスメーカーを選ぶ際の注意点。賢いハウスメーカーの選び方や、坪単価を判断する指標について解説していきます。
なぜ坪単価の比較だけでは十分ではないのか
坪単価は、ハウスメーカーを選ぶ指標として参考にされることがよくあります。
しかし、坪単価だけを頼りにすることには注意が必要です。
坪単価だけでハウスメーカーを選んでは行けない理由には、次のようなものがあります。
- 1. 坪単価の中身はハウスメーカーによって異なる
-
坪単価には、基本的な建物の価格だけでなく、内装や設備についても含まれることが多いです。しかし、ハウスメーカーによってどこまでが坪単価に含まれるかはバラバラです。
さらに、これらがどれくらいの品質で、どれくらいのコストを占めているのかはハウスメーカーによって大きく異なります。 - 2. 坪単価は地域や土地の条件によっても変動する
-
同じハウスメーカーであっても、土地の条件や地域性によって、坪単価は大きく変わることがあります。例えば、急な坂や狭小地、軟弱地盤などの条件が厳しい土地では、基礎工事のコストが高くなることが考えられます。
- 3. 安い坪単価には理由がある
-
低い坪単価をアピールするハウスメーカーも存在しますが、その背景には手を抜いている部分や、安価な材料を使用している場合があります。
価格だけを追求して品質を犠牲にした場合、長い目で見ると経済的にも不利になることが考えられます。 - 4. 生活の質や快適性も考慮する必要がある
-
住宅の価格だけでなく、断熱性や耐震性、日当たりや風通しといった生活の質を左右する要素も大切です。
これらの要素は坪単価に直接反映されないことがほとんどです。
最終的には、坪単価を参考にしつつも、その背景にある品質やサービス、付加価値をしっかりと評価し、全体的なバランスを見て判断することが大切です。
ハウスメーカーの選びときの賢い考え方
ハウスメーカー選びは、家族の未来を左右する大きな決断の一つ。
坪単価を基準にするだけでは、真の価値や満足度を得られる家を選ぶことは難しいかもしれません。
賢くハウスメーカーを選ぶためのポイントは何でしょうか。以下に、その要点をまとめました。
- 1. 自分たちのライフスタイルを明確にする
-
「何を重視するのか」「どんな暮らしを送りたいのか」を明確にしましょう。
例えば、子育て中心の家、趣味を楽しむ家、エコを重視した家など、家族の価値観やライフスタイルに合わせてハウスメーカーを選ぶことが大切です。 - 2. 実際のモデルハウスを訪れる
-
カタログやウェブサイトだけでなく、実際にモデルハウスを訪れて、実物を確かめることは非常に重要です。
カタログだけでは分からないメーカーの哲学やこだわりが分かります。注意点は「モデルハウスはメーカーのハイエンド仕様」であること。実際に再現できるわけではないので、一歩引いた目でみましょう。
- 3. アフターサービスや保証制度を確認する
-
新築後も安心して住み続けられるためには、アフターサービスや保証制度の充実度が非常に重要です。
特に、耐震性や断熱性などの性能保証や、定期点検の有無などをしっかりと確認しましょう。 - 4. 口コミや評価を参考にする
-
実際にそのハウスメーカーで家を建てた人々の声を参考にすることも有効です。ただし、一つの評価だけに偏らず、多くの意見を総合的に参考にすることが大切です。
- 5. 予算とのバランスを考慮する
-
坪単価や総額といった初期費用だけでなく、追加でかかる費用や長期的なランニングコストも考慮に入れましょう。家には必ずメンテナンスコストがかかります。全体の予算バランスをしっかりと見極めることが重要です。
ハウスメーカー選びは、情報収集と自分たちの価値観の確認が鍵となります。
焦らず、しっかりと時間をかけて検討し、最適な選択をすることで、理想の家づくりが実現します。
もしかすると、あなたの家づくりにはハウスメーカーではなくて地域の工務店の方が向いていることもあります。
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ハウスメーカーの価格帯と特徴
ハウスメーカーを選ぶ際、様々なメーカーの展示場や説明会に行くことになります。しかし、価格は3〜5回目程度回数を重ねないと概算すら出てこず、5社も10社もそこまで打ち合わせを重ねるといくら時間があっても足らないという状況に陥ります。
そのため、事前にある程度ハウスメーカーの価格帯と特徴を押さえておくことが重要になります。
ここでは、ハウスメーカーを4つのグループに分け、それぞれの特徴について紹介します。
高級・ハイブランドハウスメーカー
高級志向のハイブランド系ハウスメーカーは、独自のこだわりや品質、デザインに力を入れています。
オリジナルの建材や工法など、単に製品の品質だけでなく、そこからさらに一歩先をいく独自性を打ち出しています。
例として、次のハウスメーカーが挙げられます。
- 住友林業(90万円/坪〜)
- ヘーベルハウス(旭化成ホームズ)(100万円/坪〜)
- 積水ハウス(90万円/坪〜)
- ミサワホーム(80万円/坪〜)
- 三井ホーム(85万円/坪〜)
- ダイワハウス(90万円/坪〜)
高級志向のハウスメーカーを選ぶ理由は豪華な佇まいだけではありません。
特別な暮らしを実現するための機能やデザイン、アフターケア、そして確かな技術力を持つプロフェッショナルたちと共に夢のマイホームを築くことができます。
注意しなければいけないのは、「高いからと言って全てが高性能ではない」ということです。
とは言え、これらのメーカー提案力やホスピタリティで、満足度で高い水準であることは間違いないでしょう。
性能特化型ハウスメーカー
性能重視のハウスメーカーは、独自の機能性を持たせて、ひとつ飛び抜けた性能を打ち出しています。
- 住まいの快適性
- 耐震性や耐久性
- メンテナンス性
技術革新と高い品質の材料を使い、住む人のライフスタイルに合わせた最先端の住宅を提供しています。
以下のような企業がこちらのグループにはいります。
- 一条工務店(70万円/坪〜)
- パナソニックホームズ(90万円/坪〜)
- トヨタホーム(80万円/坪〜)
- セキスイハイム(90万円/坪〜)
一般的に、高い性能を持つ家は初期費用は高めですが、長期的なランニングコストやメンテナンスコストが削減されるため、長い目で見れば経済的に有利となるのが特徴です。
価格的にはハイブランド系ともかぶってくる部分はありますが、住み心地とメンテナンス性を考えると遜色ありません。
コストパフォーマンス・バランス重視型ハウスメーカー
住宅を選ぶ際、高級志向や性能重視だけが全てではありません。多くの家族は、予算内で最もバランスの良い家を求めます。
これが「コストパフォーマンス」という考え方です。
価格と品質のバランスが良い住宅を提供するハウスメーカーは、多くの人々にとって満足度・予算の最大公約数として理想的な選択肢となります。
以下のハウスメーカーが一例です。
- アイ工務店(70万円/坪〜)
- アキュラホーム(65万円/坪〜)
- ヤマト住建(70万円/坪〜)
- クレバリーホーム(65万円/坪〜)
これらのメーカーは、手頃な価格でありながら、安心して長く住むことができる住宅を提供しています。
品質、デザイン、機能性といった要素を総合的にバランス良く取り入れた住宅は、限られた予算の中で最大限に満足度の高い家づくりをするのに最適です。
1,000万円台からが当たり前!超ローコストハウスメーカー
住宅を持つという夢を、より多くの人々に手の届く形で提供することを目指しているこれらのハウスメーカーです。
予算内での高品質な家づくりを実現するための工夫や効率的な施工方法を採用しています。コストパフォーマンスを重視し、シンプルながらも機能的な住まいを求める家族に特におすすめです。
ローコストハウスメーカーには次のようなメーカーがあります。
- タマホーム(50万円/坪〜)
- アイダ設計(50万円/坪〜)
- レオハウス(60万円/坪〜)
- オープンハウス(60万円/坪〜)
「土地にお金をかけたい(かかる)」
「子供の塾や習い事への出費を考えるとローンは抑えたい」
このような考えの方にはぴったりのハウスメーカーとなっています。
ただし、価格の安さを実現するために打ち合わせ回数に限りがあったら、家の寿命が短く設定されていたりもするため、必ず各ハウスメーカーの特徴をしっかりと事前確認しておきましょう。
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日本のハウスメーカーは多岐にわたる価格帯や特色を持つブランドが揃っています。ここでは、先に紹介した代表的なハウスメーカーと、それぞれの魅力や特徴を解説します。
各メーカーの詳細な特徴を一つずつ見ていきましょう。
高級志向のハイブランドハウスメーカー
ハイブランド系ハウスメーカーは、一目でそれと分かるブランド力、ホスピタリティ、安心感を提供することができます。
ここではその代表的な企業を紹介します。
住友林業
住友林業は、日本の木造住宅のパイオニアとしての歴史と伝統を持つハウスメーカーです。その最大の特徴は、”木”に対する深いこだわりと専門知識にあります。
- 木造技術を活かしたビッグフレーム構法:独自の木造技術を持つ住友林業は、梁勝ち木造ラーメン構造により耐久性と美しさを兼ね備えた住まいを提供しています。
- 自然との調和: 木の温もりを生かしたデザインや、自然素材を活かした室内空間は、住む人の心を癒してくれます。
- 持続可能性: 環境にやさしい持続可能な住宅づくりを目指し、国内外の森林資源の保護と育成にも取り組んでいます。
これらの特徴から、住友林業は「木の家」を真に理解し、長く愛され続ける住宅を提供しています。
ヘーベルハウス
ヘーベルハウスは、軽量気泡コンクリート「ヘーベルパワーボード」を外壁に使用し、さらに独自の重鉄制震システムラーメン構造(重量鉄骨)で高い耐久性と自由度の高さを実現した住宅として知られています。
- 高い断熱性:ヘーベルパワーボードの特性により、夏の暑さや冬の寒さから家を守り、快適な室温をキープします。
- 優れた耐震性:重鉄制震システムラーメン構造(重量鉄骨)のため、地震にも強く、安全性が高いのが特徴です。
- デザインの自由度:従来の軽量鉄骨では強度の観点で実現不可能な間取りも、重量鉄骨なら実現可能。それゆえに自由な設計が可能となります。
そのため、ヘーベルハウスは、耐久性とデザイン性を求める家族におすすめのハウスメーカーと言えるでしょう。
積水ハウス
積水ハウスは、多岐にわたる住宅タイプや技術を持つ、日本を代表する大手ハウスメーカーです。他のハウスメーカーと比較して非常にオーソドックスと言われているものの、同社独自の技術による多種多様な特徴が多数見られます。
- 邸別自由設計:積水ハウスのコンセプトであり、独自の技術により顧客の望む自由な設計を可能としています。
- ユニバーサルフレーム・システム:地震のときに揺れを吸収する働きを持つユニバーサルフレームやブレースを躯体に組み込むなど、耐震性に優れた工夫がなされています。
- シャーウッド構法:木材にシャーウッドプレミアム構造材という含水率15%以下の強度にばらつきが無い構造材を用い、基礎ダイレクトジョイント方式で耐震性を大幅に向上 させています。
これらの強みにより、積水ハウスは多様なニーズに応えることができ、幅広い世代から支持を受けています。
ミサワホーム
ミサワホームは、日本のハウスメーカーとしての信頼と実績を持つ企業の一つです。
- 大収納空間「蔵のある家」:ミサワホームの最大の特徴で、従来の3倍という収納面積率30%以上のゆとりのスペース、多様なニーズに合わせた12種類の蔵が用意されています。
- 業界最速ZEH対応の先進技術:ハウスメーカー業界においていち早くゼロ・エネルギー住宅(ZEH)を発売。太陽光発電システムの実用化を行い、早期に省エネ化へ取り組み、ノウハウがを凝縮しています。
- センチュリーモノコック:120mmの厚みをもつパネルによって耐震性だけでなく、断熱性能も向上させています。
ミサワホームは時代や流行に左右されず、住まいの「環境」「本質」「未来」をコンセプトにした家づくりを提案し、31991年から今まで連続でグッドデザイン賞受賞を達成しています。
三井ホーム
三井ホームは、三井グループの一員として、信頼と高い技術力を誇るハウスメーカーです。
- プレミアム・モノコック構造:床・壁・屋根の6面体で空間をつくる枠組壁工法に、三井ホーム独自のDSPやBSウォール、マットスラブなどを加えた構法のことで、強い外力も壁面で衝撃を分散・吸収。耐震性や耐久性を重視した家づくりを行っています。
- 健康空調システム スマートブリーズ:花粉やカビの胞子を一掃する健康空調システム「スマートブリーズ」の高性能フィルターにより、家中を隅々まで24時間365日換気し、健康的な空間を作り出します。
- メンテナンスコストを減らす素材:屋根材(フッ素塗装)や劣化要因に強いジョイント素材のLCシーリング、高い耐蝕性を持つマグネシウム合金メッキの接合金物など、耐久性等の高いこだわりの外装部材を使用することで、長持ちと同時にメンテナンス費用の削減を可能にしています
三井ホームは、確かな技術力と信頼性で、購入者の長期的な満足を追求しています。
ダイワハウス
ダイワハウスは、多岐にわたる住宅ラインナップと独自の技術で、日本のハウスメーカー業界をリードしています。
- 鉄骨造のxevo Σ(ジーヴォ シグマ):天井高と開口幅、持続型耐震性能、付加断熱(内断熱+外張り断熱)を持つ製品で、高い性能と広々とした空間が魅力的です。
- 技術革新::太陽電池、蓄電池、燃料電池を組み合わせた先進的なスマートハウス技術やエネルギー管理システムを取り入れた家づくりを展開しています。
- 高強度木造建築「グランウッド構法」:木造軸組工法(在来工法)で建てられていますが、接合部を金物でとめており(金物工法)、高い強度と耐久性を実現しています。
ダイワハウスは、革新的な技術と幅広い提案力で、多様なニーズに応えるハウスメーカーとして注目されています。
性能重視のハウスメーカー
ここでは、特に性能を重視したハウスメーカーとして知られる企業をピックアップし、それぞれの強みや特色を詳しく紹介していきます。
一条工務店
一条工務店は、日本全国で注文住宅を提供するハウスメーカーとして、その独自の哲学と技術で多くのファンを持っています。
- 高い断熱性: 一条工務店の住宅は、分厚い断熱材を外壁の内外に配置し、並外れた「省エネ」と「高断熱」を実現。特に冬の寒さや夏の暑さをしっかりとシャットアウトします。
- 自社製材・ユニット:独自の木材加工工場を持ち、質の高い木材を直接供給。また、ユニット製品も自社で製作しています。これにより、品質の管理とコスト削減を実現しています。
一条工務店は、コストパフォーマンスと高い品質を兼ね備えた住宅を提供し、長期的な住み心地の良さを追求しています。
パナソニックホームズ
パナソニックホームズは、エレクトロニクス技術のリーダーであるパナソニックのグループ企業として、先進の住宅技術を持つハウスメーカーです。
- スマートハウス技術:IoTを活用したスマートハウスシステムを導入し、エネルギーの効率的な利用や生活の便利さを追求しています。
- 制震鉄骨軸組構造(HS構法):パナソニック独自の耐震構造技術を採用し、大地震にも安心の強さを持つ住宅を提供しています。
- 健康住宅:分厚いフィルター、珪藻土の練り込んだ壁など、室内環境を考慮した建材やシステムを用いて、住む人の健康を守る住宅作りを行っています。
パナソニックホームズは、技術的な進化を日々追求し、快適で安全、そして環境にも優しい家づくりを目指しています。
トヨタホーム
トヨタホームは、世界的な自動車メーカー「トヨタ」のグループ企業として、住宅業界にも独自の技術と価値を提供しています。
- 生産技術の融合:トヨタのクルマ作りで培った生産技術を住宅にも取り入れています。工場で約85%が完成しており、高い品質と効率的な生産を実現しています。
- 独自の鉄骨ラーメン構造:高層ビルにも採用されている鉄骨ラーメン構造。鉄の持ち味であるしなやかな「粘り強さ」が高い耐震性を発揮し、さらに強固に接合した強靭な構造体「パワースケルトン」を採用しています。
- スマートハウス技術: 最新のIoT技術を活用し、エネルギー管理やセキュリティ面での快適さを追求しています。
トヨタホームは、自動車産業からの独自の視点で、長く住むことのできる品質と快適さを兼ね備えた家づくりをしています。
セキスイハイム
セキスイハイムは、日本の住宅業界において長い歴史を持つハウスメーカーの一つで、多くの家庭に選ばれ続けています。
- ユニット構法:鉄の箱と鉄の箱を組み合わせて家を作る方法を採用しており、施工の安定性と高い強度を実現しています。
- 快適エアリーT-SAS:エアコン機能、換気機能、空気清浄機機能に加えて抗ウィルス機能が追加された全館空調が快適な環境を実現します。
- 安心の保証制度:構造30年、防水30年、外壁30年の長期保証がついています。ただし外壁に磁気タイルではなく、SFCボードと呼ばれる外壁にした場合は防水保証が10年になります。
セキスイハイムは、確かな技術と経験に基づき、家族の成長や変わるライフスタイルにもフィットする柔軟な家づくりを提供しています。
コスパ・バランス重視のハウスメーカー
ここでは、良質な設計・素材を使いながらも安価に抑えた、コストパフォーマンスを重視したハウスメーカーを取り上げます。
アイ工務店
アイ工務店は、家づくりを通して多くの家族の夢をかたちにしてきた実績があります。
- 適正価格:良質な商品をリーズナブルな価格で提供できるようにするため、流通経路、施工の標準化、設計のシステム化などに取り組んでいます。
- 多彩なプラン:リビングやダイニング・居室・収納等の内部空間は。高さや形状を1ミリ単位で変化させることが可能です。
- 標準20年の初期保証:3ヵ月・1年・2年・5年・10年に無償点検を受けると20年間無償メンテナンスが続きます。さらに、白アリ保証も20年間あるのでメンテナンス費を無駄にかけることなく維持できます
アイ工務店は、初めての家づくりをする家族でも安心して任せることができる、バランスの良いハウスメーカーとして多くの人々から支持を受けています。
アキュラホーム
アキュラホームは、ローコスト住宅を販売するメーカーの先駆け的存在ですが、近年はローコストを掲げるメーカーが急増していることもあり、「適正価格」としての営業を展開しています。
- アキュラシステム:アキュラホームが日本最大級の工務店ネットワーク「ジャーブネット」を主宰するなかで、独自に開発した「家づくりにおけるおよそ2万項目をデータベース化して人件費と材料費のバランスを見直す」このシステムにより、適正価格を実現しています。
- 超空間の家:設計自由度の高い木造軸組み工法を採用しています。さらに壁倍率約15倍耐力壁「8トン壁」などのオリジナル耐力壁を採用。30畳のリビングも実現できる完全自由設計がウリです。
アキュラホームは、質の良い家を手頃な価格で提供することをモットーとしており、予算を気にする家族にとって魅力的な選択肢となっています。
ヤマト住建
ヤマト住建は、長年にわたり多くの家庭に住宅を提供してきた実績を持つハウスメーカーです。
- 安心の適正価格:ヤマト住建は、システム開発や資材の仕入れ、広告宣伝費やモデルハウス建築費などを合理化で徹底的にコストダウンを図っているため、高性能でありながらローコストで住宅を建てることが可能です。
- 長期保証とアフターサービス:10年間の住宅瑕疵担保責任保険や最長30年保証、困ったことがあればすぐに問い合わせ・相談できるアフターサービスなど、家族が安心して暮らしていけるような保証制度を採用しています。
ヤマト住建の強みは、高い品質を持ちながらもリーズナブルな価格帯での提供。これにより、コスパを重視する家庭からの信頼を得ています。
クレバリーホーム
クレバリーホームは、家づくりにおける独自のアプローチで知られています。
- デザイン性:ローコストでありながらタイルの外壁で高級感のある外観を実現しています。ユニークで洗練されたデザインは、独自の世界観を持った家づくりとなっています。
- 体験宿泊サービス:モデルハウスに体験宿泊できるので、クレバリーホームの住宅性能の高さを体感できるのが魅力です。タイルを使った美しい外観を確認したり、快適な住宅機能を体験できたりと、実際に宿泊しなければわからないことをチェックできます。
- フレキシブルなカスタマイズ: 顧客の要望に応じたフレキシブルなカスタマイズが可能。家族の生活スタイルや趣味を最大限に反映させた家づくりが実現できます。
クレバリーホームは、トレンドを取り入れたデザインや環境に優しい取り組みを通じて、新しい住宅のスタイルを提案し続けています。
ローコストのハウスメーカー
ローコストのハウスメーカーは、家づくりを始める際の予算を重視する方々にとって、非常に魅力的な選択肢となっています。
タマホーム
タマホームは、ローコストハウスメーカーの中でも特に人気と実績を誇る企業の一つです。
- 大量発注による低コスト化:キッチンやバス、トイレなどの住宅設備をメーカーから大量購入することでコスト圧縮を実現しています。さらに、自社工場での製造設備や部材在庫を持つ必要がなく、商品開発のコストも削減が可能です。
- 木の家づくりへのこだわり:約72%の国産材を構造躯体に使用しています。独自の流通システムであるタマストラクチャーを確立して品質・コスト管理で両立な国産材を提供しており、人と環境にやさしいマイホームを持つことが可能です。
- アフターサポート: 購入後のアフターサポートもしっかりとしており、安心して長く住むことができます。
タマホームは、ローコストでありながらも品質やデザインに妥協しない姿勢が多くの家庭から支持を受けています。
アイダ設計
アイダ設計は、コストを抑えつつも魅力的な住まいを提供することを目指しています。
- 効率的な生産システム:一貫した生産体制を持つことで、ムダを削減し、効率的に家を建築しています。
- 充実した住宅ラインナップ:様々なニーズに沿ったラインナップが設定されており、ブラーボシリーズを主軸に複数世帯向け・高齢者向けなど多くの種類の住宅を展開しています。
アイダ設計は、コストを抑えるための独自の工夫や工程管理を徹底して行っており、その秘密が低価格でありながらも高品質な住宅の提供につながっています。
レオハウス
レオハウスは、低価格帯の家づくりを追求しつつも、品質とデザインにこだわったハウスメーカーとして多くの支持を受けています。
- 高い「金額の納得感」:オリコンの顧客満足度「ハウスメーカー注文住宅金額の納得感」において何度も一位を獲得するなど、コストパフォーマンスに定評があります。
- 全熱交換型の24時間換気システム:レオハウスの注文住宅で建てるマイホームに全熱交換型の24時間換気システムを付けることも可能です。
- 60年間の長期サポート:定期点検と有償メンテナンスの実施を条件に通常の10年保証を10年延長することができ、10年ごとに更新することで最大60年保証を受けることができます
これらの特色をもつレオハウスは、コストパフォーマンスに優れた家づくりを求める家族からの評価が高いです。
オープンハウス
オープンハウスは、手ごろな価格でありながらもこだわりを持った家づくりを実現するハウスメーカーです。
- 都市部での家づくりに強み:オープンハウスは狭小地での家づくりで豊富な実績があり、狭小住宅を建てるノウハウを持っています。
- シンプルさと豊富なオプション:元の建物のコストが抑えられているからこそ可能なこそ、グレードアップを気軽に実現。規格部分についてはとことんシンプルに徹し、コストを抑えています。
オープンハウスは、新しい家づくりのスタイルを提案し、多くのファンを魅了しています。
総括:ハウスメーカーを選ぶポイント
ハウスメーカー選びは、一生に一度の大きな決断と言えるでしょう。その選び方は、単に価格やデザインだけではなく、家族のライフスタイルや将来のビジョン、そしてどのような住まいで過ごしたいかという価値観に基づいて選ぶことが重要です。
これまでの内容を踏まえて、ハウスメーカーを選ぶ際のポイントを再確認してみましょう!
価格帯と特徴を踏まえた選び方
ハウスメーカー選びにおいて、価格帯と特徴の2つは最も基本的な判断材料となります。
- 自分の予算を明確に:まずは、どれくらいの予算を住宅購入に充てることができるのかを明確にしましょう。それに合わせて、対象とするハウスメーカーのカテゴリーを絞ることができます。
- 価格帯に応じた特徴の確認:各ハウスメーカーが提供する価格帯とその特徴をしっかりと理解することが必要です。高級志向、性能重視、コスパ・バランス重視、ローコスト、といったカテゴリーごとの特色を理解することで、自分たちの求める住まいに近いメーカーを見つける手助けとなります。
- 将来のライフプランを考慮:短期的な価格だけでなく、長期的なメンテナンスコストやライフスタイルの変化も考慮に入れて選ぶことが大切です。例えば、家族構成の変化や転勤の可能性など、将来のライフプランを踏まえた上での選択が必要となります。
- 実際の見学を行う:カタログやホームページだけでは分からない、実際の住まいの雰囲気や質感を感じるために、モデルハウスやショールームを訪れて実際に見学することをおすすめします。
- アフターサポートの確認:家を建てた後のメンテナンスやサポート体制も、ハウスメーカー選びの重要なポイントです。保証期間やメンテナンスの内容、費用などをしっかりと確認しましょう。
最後に、ハウスメーカー選びは、数字や特徴だけでなく、直感や感じる”心地よさ”も大切です。いくつかのメーカーを比較検討する中で、自分たちの理想とする住まいを実現してくれるメーカーを見つけてください。
- 資金計画の相談
- ハウスメーカー・工務店の紹介
- 丁寧なアフターフォロー