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【暑い家と寒い家】不快な家の原因は? 一年中快適な家づくりの方法

2023 7/31
パッシブデザインと高気密高断熱
2023年7月31日
当ページにはPRを含むことがあります。
【暑い家と寒い家】不快な家の原因は? 一年中快適な家づくりの方法|新築ノート

家というのは、帰ってホッとする場所。せっかく建てるのであれば、可能な限り快適な空間にしたいものです。

冬は仕事から帰ってきたら、キンキンに冷えた部屋…

夏は蒸し風呂みたいになっててホントつらい

こんな家、嫌ですよね?

実際に、家を建てた人が感じた住み始めた後に感じた後悔は温熱環境によるものが意外なほど多いのです。

このページでは、どうして不快な家になってしまったのか、どのような家が快適なのかを解説します。

目次

多くの人が新築前に期待することと住んだ後に後悔・失敗したと感じること

新築した際に、実際に住み始めて後悔するのはどんなところでしょうか?

  • 予算オーバーになった
  • 設計や工事のミスがあった
  • 家具や家電が収まらなかった
  • 使い勝手が悪かった

じつは、こんなものはたいした問題ではありません。

実は、実際に家を建てた人が後悔したポイントは「室内環境」に関するところが多いのです。

何が省エネルギー行動を形成するか~省エネ住宅設計の意思決定を例に~
何が省エネルギー行動を形成するか~省エネ住宅設計の意思決定を例に~
東京大学大学院 工学系研究科 前真之 准教授

「温熱環境」と「省エネ性能」にみんな不満を感じてるんだね

せっかく家を建てても、夏暑くて冬寒いとねぇ…

人ががっかりするのは、「期待」に対して「結果」が悪かったとき。そしてそのギャップが大きいほど落胆も大きいのです。

普段暮らす場所が夏は暑く、冬に寒かったらどうでしょうか?

それは快適から程遠い家。

過ごしにくい家には帰りたくもなくなるし、快適な室温にするためには冷暖房による電気代もかかってしまいます。うれしくないですよね。

このような失敗をしないためにも、どのような考えで家づくりをすれば良いのでしょうか?

そもそも人はどんな時に暑く感じ、寒く感じるのか?

室内において、人が快適に感じる環境は、どのようなものでしょうか?

快適な家の室内環境の条件

以下のような条件を満たすことで、人は温度や湿度、空気などの環境要因によって引き起こされる不快感を最小限に抑えることができ、快適な環境を楽しむことができます。

快適な家の条件
  • 室温が約18℃から25℃程度
  • 湿度が約40%から60%程度
  • 明るさが適度であること
  • 新鮮な空気が循環していること

確かに春とか秋なら、冷暖房なしでも快適

暑く感じる時、寒く感じる時

人は常に『代謝熱』を出します。運動といった活動だけでなく、基礎代謝としてもある程度の熱を放出します。
夏は周りが暑いため熱が逃げにくく、冬は周りが寒いためすぐに熱が逃げていきます。

そして人は『放熱』、その方法には次のようなものがあります。

  • 呼吸
  • 汗
  • 対流(空気に熱が伝わる)
  • 伝導(触れているものに熱が伝わる)
  • 輻射(離れた壁との熱のやり取り)

人は代謝熱が放熱量を上回ると暑く感じ、逆に放熱量が代謝量を上回ると寒く感じます。

代謝と放熱のバランスによって体感が変わる

暑く感じるとき:『代謝量』>『放熱量』
寒く感じるとき:『代謝量』<『放熱量』

快適じゃない室内環境とは?

快適ではない室内環境だと、『代謝』と『放熱』のバランスが崩れた状態にあります。

快適を得るためには、どうやってこれらのバランスを維持するのでしょうか?

暑くて蒸れる部屋…
寒くて乾燥した部屋…

そんな地獄みたいな家はいやだっ!

昔からの日本の住宅は「夏」がメイン

「家のつくりようは夏をもって旨とすべし」ってよくいうよね?

日本の家が夏を旨とするのは、暑くてて湿った気候に対応するためです。
冬は火を起こしたりして暖がとれるためなんとか過ごせます。しかし、夏はどうしようもないので、住まいは夏の暑さ対策を基本に作ることが基本だという教えです。

そのため、伝統的な日本の住宅は主に薄い建材や細かい空気の吸排を可能にする工夫がされています。

例えば、以下のような工夫です。

夏を過ごしやすくする日本の住宅の工夫
軽量建材

日本の家は木造建築が主流で、木は夏の暑さを避けるために良い材料とされています。木は空気を通しやすく、湿気を取り除きやすいため、夏の暑さを和らげる効果があります。

窓を多くとる

日本の家には窓が多く設置されています。窓は、外気を入れ入れすることができ、室内を涼しく保つために重要です。また、日本の建築では、窓の位置や大きさが工夫され、夏には日除けや風を通すために設置されています。

屋根

日本の家の屋根は、夏の暑さを避けるために庇を大きく取り、太陽の光を遮ることで室内を涼しく保つようにしています。

これらの工夫により、日本の家は夏の暑さを和らげるためにデザインされているため「夏を旨とする」と言われています。

逆に言うと、冬の快適さはある程度捨ててしまっているのです。

だから実家とかに行くと、やけにスースーするんだね

快適な家づくりは温度ムラのない空間づくり

日本の住宅では『夏を旨とする造り』にとらわれているため、家自体の性能にはあまり触れられて来ませんでした。
そしてそこに洋風のおしゃれな建築様式を取り入れたため、夏は屋根が熱せられ、冬には壁伝いに部屋が冷える。このような状態では快適な家は実現できません。

2階は熱もこもりやすいし、特に暑くなるよね

部屋の空気はエアコンなどで適切な温度となっていても、壁や屋根からの輻射によって、室温よりも暑く感じたり寒く感じたりしてしまいます。

同じ室温でも壁の温度によって快適さは変わる

そうならないためにも、家の内部だけでなく内壁にも外部の熱(冷気)が伝わってこないようにする必要があります。

確かに壁や窓が冷たいと、すごくひんやりするわ

夏でも冬でも快適に過ごすためには『断熱』が最重要

じゃあどうやって快適な家にするの?

その答えのキーワードとなるのが『断熱』です。

高性能な断熱によって、室内の温度・湿度のムラが少なくなり、壁からの輻射も減ります。

強固な断熱で快適な室内を実現する

断熱が「部屋の中に無駄な熱を入れない・出さない」役割をになってくれます。そのため、室内が安定した状態となり、より快適に過ごせるようになるのです。

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ただし、最適な設計は地域や地形によっても変わるため、その地域の特性に精通した確かな技術を持つ建築士や工務店を探すことが重要です。

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