多孔質セラミック素材でできた内装材で、調湿・脱臭・有害物質吸着などの機能があります。壁面に施工することで室内環境を快適に保ちます。デザイン性も高く、アクセントウォールとして人気です。機能とインテリア性を両立できる点が特徴です。
名称 | エコカラット |
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大分類 | セラミック・タイル |
小分類 | セラミック |
特徴 | 主成分は多孔質セラミック。粘土鉱物を微細加工して成形・焼成した内装用調湿建材(LIXIL製品) |
肌目 | 微細な孔が無数に空いたマットでややざらつきのある質感。デザイン性の高い凹凸加工やパターンも豊富 |
用途 | 主に室内壁材(リビング・玄関・トイレなど)として使用。調湿・脱臭・有害物質の吸着などの機能性を持つ |
産地・メーカー | 製造・販売は株式会社LIXIL(日本)。国内工場で製造されており、日本全国で流通している |
エコカラットの概要・特徴
エコカラットは、LIXILが開発した内装用の壁材です。粘土や鉱物などを原料とする「多孔質(たこうしつ)セラミックス」という、目に見えないほど微細な孔(あな)が無数にあいた素材でできています。
この小さな孔が、室内の湿気を吸ったり吐いたりする「調湿機能」や、気になるニオイを吸着する「脱臭効果」、空気中の有害物質を低減する効果を発揮します。
機能性だけでなく、タイル状のデザインや様々なカラーバリエーションがあり、お部屋のアクセントとして使えるインテリア性の高さも大きな特徴です。
エコカラットのメリットとデメリット
メリット
- 衝撃に弱い:素材が焼き物(セラミックス)であるため、硬い物を強くぶつけると割れたり欠けたりする可能性があります。
- コストが高い:一般的な壁紙(クロス)と比較して、材料費も施工費も高価になります。
- 汚れが染み込みやすい:吸水性が高いため、コーヒーや醤油のような色の濃い液体がかかると、シミになってしまうことがあります。※汚れに配慮した「エコカラットプラス」という製品もあります。
- 釘や画鋲が打てない:壁に直接、絵を飾ったり棚を取り付けたりすることはできません。
エコカラットの用途
エコカラットは、その機能性とデザイン性を活かして、家の様々な場所で採用されています。
- リビング:テレビの背面やソファの周りなど、アクセントウォールとして使用することで、空間をおしゃれに演出し、生活臭を軽減します。
- 玄関:家の顔として高級感を出すとともに、靴のニオイや湿気を吸収します。
- 寝室:調湿機能により、就寝時の湿度環境を快適に保つ助けになります。
- トイレ・洗面所:ニオイや湿気がこもりやすい水まわりで、脱臭・調湿効果を特に発揮します。
- ウォークインクローゼット:衣類を湿気から守り、カビの発生を抑える効果が期待できます。
- 優れた調湿機能:湿度が高い時は湿気を吸収し、乾燥している時は湿気を放出して、室内を快適な湿度に保ちます。結露やカビ、ダニの発生を抑制する効果が期待できます。
- 脱臭効果:トイレや生ゴミ、ペットなど、生活の中で発生する様々なニオイの原因物質を吸着し、お部屋の空気をクリーンに保ちます。
- 有害物質の吸着:建材や家具などから発生する可能性がある、ホルムアルデヒドなどの有害な化学物質を吸着・低減します。
- デザイン性が高い:石や木目のようなリアルな質感のものから、モダンな幾何学模様までデザインが豊富で、壁紙とは違う高級感や立体感を演出できます。
デメリット
- 衝撃に弱い:素材が焼き物(セラミックス)であるため、硬い物を強くぶつけると割れたり欠けたりする可能性があります。
- コストが高い:一般的な壁紙(クロス)と比較して、材料費も施工費も高価になります。
- 汚れが染み込みやすい:吸水性が高いため、コーヒーや醤油のような色の濃い液体がかかると、シミになってしまうことがあります。※汚れに配慮した「エコカラットプラス」という製品もあります。
- 釘や画鋲が打てない:壁に直接、絵を飾ったり棚を取り付けたりすることはできません。
エコカラットの用途
エコカラットは、その機能性とデザイン性を活かして、家の様々な場所で採用されています。
- リビング:テレビの背面やソファの周りなど、アクセントウォールとして使用することで、空間をおしゃれに演出し、生活臭を軽減します。
- 玄関:家の顔として高級感を出すとともに、靴のニオイや湿気を吸収します。
- 寝室:調湿機能により、就寝時の湿度環境を快適に保つ助けになります。
- トイレ・洗面所:ニオイや湿気がこもりやすい水まわりで、脱臭・調湿効果を特に発揮します。
- ウォークインクローゼット:衣類を湿気から守り、カビの発生を抑える効果が期待できます。